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私が考える組織デザイン概略

11 1月
「組織デザイン」とは、ビジネスに限らず目的に沿って組織を構築することですが、そこには、これまでの組織構造(階層型、事業型など)の構築あるいは単純な組織編成ではないということが言えます。
「経営戦略」と「組織戦略」が伴う組織の設計(プランニング)であるということです。

そのイメージ概略はコチラ。

organization_design組織デザイン

 


外部環境などを踏まえながら、成果を出すためのプロセスを、リーダーを中心に行なっていきます。
ただ、それだけでは従来の組織編成と変わらないように感じられますが、とにかく成果を出すことが必要になります。成果を出すために重要なファクターがリーダー的(マネジメントできる)存在だということです。
ここで注意したいのは、成果とは完璧な成功ではなく、失敗を繰り返しながらも挑戦し、長期的な視点で成果をもたらすことです。

組織の目的は、凡人をして非凡なことを行なわせることにある。

出所:P.F.ドラッカー(エッセンシャル版)

 

天才が集まる組織は稀で、大抵の場合凡人が集まります。その凡人の強みを引き出し、互いに弱みをカバーしていくことで成果へと結びつけていきます。

ドラッカーは、この組織の良否について

  1. 組織の焦点は、成果に合わせなければならない。
  2. 組織の焦点は、問題ではなく機会に合わせなければならない。
  3. 配置、昇級、昇進、降級、解雇など人事に関わる意思決定は、組織の信条と価値観に沿って行なわなければならない。
  4. これら人事に関わる決定は、真摯さこそ唯一絶対の条件であり、すでに身につけていなければならない資質であることを明らかにするものでなければならない。
出所:P.F.ドラッカー(エッセンシャル版)

 

と語っています。
とくに「真摯さ」についての重要性を強調している通り、この「真摯さ」の欠如が内部の人財の能力を発揮させるどころか、破壊してしまうような場面もあり、それによって組織の成果を低下させてしまっていることも伺えるわけです。それほどにリーダー的人物(マネジメントできる存在)は、組織による成果を最高にも最低にもできるということを忘れてはなりません。

ただし、勘違いをしてはならないのは、「組織は、組織のために存在するのではない」ということ。常に社会・個人(市場)のニーズに応えるために存在しているのであり、果たすための手段でしかないということです。

そこでドラッカーは、どんな組織にも関わる「5つの質問」をクリアすることを推奨しています。

「最も重要な5つの質問とは、われわれのミッションは何か、われわれの顧客は誰か、顧客にとっての価値は何か、われわれにとっての成果は何か、われわれの計画は何か、という5つの質問からなる経営ツールである。」

出所:P.F.ドラッカー(経営者に贈る5つの質問)

 

これらを踏まえた上で、戦略を立て、組織を設計していくことになるのです。

 

「プロデュース的リーダー・スキル」

 

ここで当方が推奨しているリーダーシップとは・・・

 

organization_design組織デザイン組織戦略

 

コンティンジェンシー理論条件適合理論」に基づき、環境などの変化に応じて変化させる組織創りです。

「コンティンジェンシー理論(Contingency theory)」は、バーンズ・ストーカーやローレンス・ローシュによるもので、環境などが劇的に変化している現在、常に最適な組織は存在しないという前提で、環境に合わせた組織創りの必要性を提唱しています。企業・産業と外部環境の関わりもそうですが、企業内での各組織(部門など)も同様に変化させるというものです。簡単に言うと、製造部門と営業部門が同じ組織構造では効果が最適化されないということです。

ローレンスは、企業の「分化」と「結合」という2つの概念で組織論を見ているのですが、分かりやすく言うと、人間の内蔵と脳の関係に似ているということ。内蔵は、それぞれの機能(役割)を果たすために適した細胞構造を備えており、脳は数多くの内蔵の役割を結合させ、バランスよく機能させているということです。

ここで、激しい環境におかれている産業や企業は高度に「分化」と「結合」がされており、環境の変化が緩い(不確実の低いという表現)産業や企業の「分化」は程度が低く「結合」パターンも上下関係での結合であるということです。

これは、マネジメント力のレベルにも影響していると言えるのでしょう。組織が成長し成果を上げていくためには、それぞれの環境などに応じた組織創りを必要としており、そのためには外部環境からどのような組織創りをしなければならないのか、という智慧と適応力を身につけていくことが必要であると理解できると思われます。その際に考えるべきことが、組織戦略です。

ここで一般的なことは「組織は戦略に従う」であり、ドラッカーもこれをもとに全てが語られているように思えます。が、場合によっては、「戦略は組織に従う」という場面もあるということです。

組織は戦略に従う」は、アルフレッド・D・チャンドラーJrが提唱(1963)しており、「戦略は組織に従う」は、イゴール・アンゾフが提唱(1979)しています。ただ、同じ「組織」の概念ではなく、チャンドラーのいう「組織」とは「組織構造=Organizational Structure」であり、アンゾフのいう「組織」は「組織能力=Organizational Capability」です。

これらを踏まえた上で、「組織デザイン(組織設計)」を行なうことになるのです。

これらをコントロールすることができるリーダーシップ力・・・これこそ「プロデュース的リーダー・スキル」であるということが言えます。

 

プロデュース脳を鍛えましょう。

 

 

 

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投稿者: : 2015/01/11 投稿先 HR・人事労務

 

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